冬キャンプのシーズン到来!
冬キャンプは虫もいないし、汗もかかず、空気も澄んでいて、星もきれいで人によっては快適だと思います。
ただし!
それはキチンとした装備、正しい知識があってこそです!
で、無ければ冗談ではなく、本当に死にます。
あっけなく逝きます。
今回は、死なないために、キチンとした装備と正しい知識を紹介したいと思います。
キチンとした装備
一口にキチンとした装備って言われて、何を?って思いますよね。
テント? タープ? 寝具? 焚き火台? チェア?
一通りそろっていても、防寒がなされていない装備は冬キャンプには向かないのです。
ただ、また1から揃える必要はありません。
冬キャンプで絶対に妥協してはいけないもの…それは…
寝具です。
冬に夏用のシュラフでは、100%、確実に、絶対
死にます。
リアルです。凍死します。ほんとに逝けます。
千葉の平地キャンプ場でも、12~3月くらいまではマイナス気温になります。
僕は海風が強い日に千葉でー3℃を経験しました。
山に行けばもっと寒く、人気のふもとっぱらなどはー10℃近くにもなります。
また、風や湿度などでも体感温度は大きく変わりますので、最低気温を目安に寝具を整えることをおすすめします。
では、どのように選べばいいのでしょうか。
寝袋には、初心者にはわかりにくい表示があります。
快適使用温度と最低使用温度(限界使用温度ともいう)です。
快適使用温度
読んで字のごとく、快適に眠れる温度です。
書いてある温度で、寝袋に入ってしまえば、寒さなどは感じずに、快適に寝れることでしょう。
最低使用温度 (限界使用温度 )
めっちゃ頑張れば寝れる温度です。
ここで注意してほしいのは、めっちゃ頑張ればという事です。
工夫が必要なんですね。
例えばホッカイロとか湯たんぽとかダウンジャケットを着たままとか…そういう工夫があれば何とか寝れますよって温度です。
なのでー10℃の所に最低使用温度ー10℃の寝袋で行くと
寒いです。
何の工夫も無しに寝袋に入ったら、寒いです。
また、各社でこの算出方法が全く違います。
これが厄介なんです。
では、何を基準に買えば良いのか。
それは快適使用温度です。
最低使用温度は限界値のため、各社でブレが生じますが、快適使用温度は「快適」という基準があるため、ブレが少ないです。
自分が行くであろうキャンプ地の最低温度を調べておき、買う寝袋の快適使用温度が入っていればOKです。
ちょっと乱暴ですが、最低使用温度からもある程度推測できます。+5℃くらいが快適使用温度です。なので-5℃まで対応でしたら、0℃くらいまでが快適使用温度となります。
その辺りを目安に選ぶといいでしょう。
またブランドや使っている材料、耐久性などで値段が大きく変わっています。おすすめの寝袋を選んでみましたので見ていってください。
次のページで紹介します。