1月中旬に中国、武漢にて新型コロナウイルス肺炎が発症してから、すでに3か月以上経ちました。
それは日本にも上陸し、僕らキャンパーにも影響を与えています。
各々のフィールドで楽しんでいたと思いますが、感染者が広がるに連れて不安と要請が多くなり、遂に7都府県全国に緊急事態宣言が発令されました。
対象地域は東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡全国となっており、強い外出自粛要請を国民に求めています。
そんな中、僕らはどう過ごし、また何に気を付ければいいのかを考えていきたいと思います。

新型コロナウイルスとは
幹細胞の研究をしている山中伸弥さんがまとめて情報を発信してくれています。新型コロナウイルスの事がよくわかります。
https://www.covid19-yamanaka.com/
https://www.covid19-yamanaka.com/cont1/main.html
特徴しては、感染力の強さと急激な体調悪化が挙げられます。
無症状の人もいますが、ほとんどが風邪のような症状から始まり、発熱、咳がメインです。嗅覚、味覚の異常なども報告されています。そして、症状の長期化(4日以上)が特徴的です。
また、2割程度はその状態から1~3日の間に肺炎の重症、重篤化になります。人工呼吸器を着けなければいけない状態まで陥りますが、医師、看護師がある程度付きっ切りになります。
これが医療のマンパワーを割き、医療崩壊を起こす原因です。
バカなインフルエンサーや専門家気取りのアホたちが現在も「感染力の強い、ただの風邪」などと評していますが、致死率6.1%(4/11時点での世界標準)のウイルスです。
1万にかかれば600人が死亡します。もし、東京の1/3がかかれば1000万人規模です、死亡者は6万人になり、その前に医療崩壊もしているので、死者は10万人を超えるかもしれません。
ウイルスは移って移って治っていくものなどと言ったり、完璧に防げないから無意味と言ったりする情報も流れてきますが、耳を傾けないようにしてください。
爆発的な感染拡大は他国を見ればわかる通り、医療崩壊を招きます。救える命が救えなくなります。
日本全国で対応できる病床は6000程度(2020年4月現在)です。2割程度の重症化というのは、10万人かかれば2万人が病床を埋める可能性があります。その時点でキャパオーバーで医療崩壊してしまいます。
入院の長期化、治療にかかるマンパワーの多さで医療崩壊を招き、適切な処置ができずに亡くなっていく人も多くなっているのが世界の実情です。
楽観的に考えず、正しく恐れて、正しく予防しましょう。
新型コロナウイルスの対応方法
私たちにできる新型コロナウイルスの対応方法はすんごくシンプルです。
- 集まらない
- 手を洗う
- 顔を触らない
これだけです。
感染経路は目、鼻、口からが80%以上だそうです。
特に会食などで話ながら食べるのは非常に危険で、日本でも会食などでクラスターを作って大量感染者を出したりしています。
3密と言われる、密閉、密集、密接の場所、行動はしないようにって指針が出されましたが正直、覚えられないですよね。
- 換気の悪いところ
- 人が集まる場所
- 人との距離が近いところ
が、3密です。
実際、3密を満たしているライブハウスや夜のお店などでクラスターは発生しています。そういう所には行かない、近づかないのが大きな対策になります。
緊急事態宣言とは
現在、全国に発令されている緊急事態宣言とは何でしょう。
強い強制力はありませんが、休業や外出自粛、協力などを強く要請することになります。
詳しくはNHKのこのページに書かれていますので、一読ください。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/tokyo/emergency.html
僕たちは、不要不急の場合を除き、家にいろって事です。
散歩、ジョギング、買い物などに制限はありませんが、人と会っても井戸端会議などせずに挨拶程度で別れましょう。
勘違いしている人が多いので緊急事態宣言の効果をお話します。
効果は新型コロナウイルスを無くすことではありません。感染スピードを減速させるために行っています。
感染スピードが緩やかになれば、医療崩壊を招きにくくなります。1か月後解除されても感染スピードがまた上がれば、また行われるでしょう。